概要
2018年11月29日(木)の19時~20時にかけて、JR新宿駅東口・アルタ前で行われる、ヘイトスピーチ(差別扇動)を伴う、街頭宣伝への監視・記録・周知を中心としたアクションを行います。
街宣の主催は「反グローバリズム国際保守連合」で、「移民・難民受け入れ断固反対」を掲げ、毎月第4(最終)木曜日に新宿駅前で定例街宣を行っています。現在は、朝鮮総連、朝鮮学校などに対する差別や偏見を元にした攻撃が中心になっています。
【閲覧注意】街頭宣伝の告知
http://hosyusimin.org/calendar/381
[デモの公園利用制限問題]
今年6月に新宿区で、デモ出発地の制限が区によって行われました。第二東京弁護士会の会長声明では、これは違憲であるとしています。
新宿区の公園におけるデモ出発地の制限について(定例会・委員会・ニュースなど)
◎平和的&人権に配慮して行います◎
毎回、主に在日コリアンを対象にした悪質なヘイトスピーチが行われており、過去の街宣では、ユダヤ人虐殺(ホロコースト)などを行ったナチス・ドイツも賞賛しています。同様に、イスラム教、及びムスリム(イスラム教徒)に対する差別の扇動も行っています。
そして「ヘイトスピーチ解消法」の施行(2016年6月3日)後の今も、ヘイトスピーチを伴う街宣やデモを、執拗に行っています。
【閲覧注意】[動画]現在も続く街頭でのヘイト(差別扇動)スピーチ 「反グローバリズム国際保守連合」編
【閲覧注意】[動画]現在も続く街頭でのヘイト(差別扇動)スピーチ 「新宿区」編
【閲覧注意】[動画]現在も続く街頭でのヘイト(差別扇動)スピーチ、ジェノサイド(大量虐殺)スピーチ
日時など
このようなヘイトスピーチを伴う街宣に反対する街頭行動を行います。
ご都合のつく方はぜひご協力ください。
◎平和的&人権に配慮して行います◎
【日時】
2018年11月29日(木) 19時~20時
【場所】
JR新宿駅東口・アルタ前
【行動内容】
記録/監視/周知/プラカード/フライヤー/横断幕 , etc.
●現地での状況は、twitter上で報告する予定です。
【twitter】 https://twitter.com/a_r_project
●プラカードや周知用フライヤーは、まとめてこちらに置いてあります。
ご自分での印刷も可能です。
【プラカード&フライヤー(街頭行動)】
https://antiracismproject.wordpress.com/stact/
ご協力頂ける方も募集しています。
お気軽に声を掛けてください。
どうぞよろしくお願いします。
【注意事項】
・デモや街宣及び、その参加者や警察とは適切な距離を取り、安全を最優先に行動してください
・沿道の方の通行やお店の営業の妨げにならないよう、ご注意ください
・顔などを映されたくない方は、サングラス、マスク、帽子等をご用意ください
参考 ―勧告・法律・条例・ガイドライン―
ヘイトスピーチ解消法には、「当該地域の実情に応じた施策を講ずるよう努めるものとする」とあるように、地方自治体はヘイトスピーチ・デモや街宣を無責任に放置せず、早急にガイドラインや条例を整備して対応しなければなりません。
2017年11月に行われた国連人権委員会による普遍的・定期的審査(UPR)では、各国から日本に対してヘイトスピーチに対処を求める勧告が多く、包括的な差別禁止法や国内人権機関の設立が求められています。
「危うい日本の人権状況 国連人権理が200超の勧告」東京新聞
UPR第3回日本政府審査・結果文書(仮訳)(PDF)
2018年8月に行われた国連の人種差別撤廃委員会でも日本に対し、差別やヘイトスピーチに関する勧告が出されています。
日本のヘイト対策「限定的で不十分」 国連委が強化勧告 朝日新聞
人種差別撤廃委員会 日本審査の総括所見発表される(8/30) 日本語訳ができました(9/3)
- 地方公共団体に人種差別撤廃条例の制定を求め、人種差別撤廃モデル条例案を提案することに関する意見書(東京弁護士会)
- 人種差別撤廃モデル条例案 東京弁護士会
- 法務省 「ヘイトスピーチに焦点を当てた啓発活動」
- 「京都府公の施設等におけるヘイトスピーチ防止のための使用手続に関するガイドライン」(PDF)
- ヘイトスピーチ解消法を踏まえた京都市の公の施設等の使用手続に関するガイドラインの策定について
- ヘイトスピーチ解消法を踏まえた京都市の公の施設等の使用手続に関するガイドライン(PDF)
- 川崎市「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律に基づく「公の施設」利用許可に関するガイドライン」
- 「大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例」について